島田の自慢『かたかた』 ~前川木工様をお迎えして~
3月3日(木)4年生の社会科の授業に、素敵なゲストティーチャーをお招きしました。
島田市が『木都』と呼ばれていた頃、『かたかた(木製手押し車)』の全国シェアは70%(最盛期)もあったようです。
令和時代の今、前川木工様は、国内唯一の木製手押し車メーカーとして製造を続けていらっしゃいます。
前川様は『一生懸命歩く 赤ちゃんの笑顔を見ること』がやりがいだとお話をしてくださいました。赤ちゃんがケガをしない工夫もお話してくれました。『かたかた』の製造秘話から、今にいたるまでの歴史もお話してくれました。前川様は「十二支」の『かたかた』も作ってみたいそうです。前川様のお話を聴くことをとおして、物作りに興味を持った東っ子もたくさんいました。手作りのぬくもりが伝わる『島田市のかたかた』をもっともっと広めたい思いを持った東っ子たちでした。
かたかたの仕組みも説明してくださいました。
赤ちゃんの安全のため、『かたかた』は前にしか進まないようになっています。
手に持たれている『かたかた』は好きな動物を組み合わせることができるそうです。
住宅の様子に併せて「消音」の機能がついている『かたかた』もあるようです。
少し照れくさそうに、でも楽しそうに『かたかた』を動かす4年生たち
『かたかた』のつくりに興味関心を持った東っ子もたくさんいました。